平成27年9月8日、9月議会(第3回定例会)にて西野議員が一般質問をいたしました。
この記事は、西野議員が行った一般質問の内容を基本に、友の会が議員の意見を取材をし、その趣旨をまとめたものです。
下記のアドレス部分をクリックすると西野議員の質問の様子を録画を紹介するページへジャンプします。
http://www.hino-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=8528
日野市の人権施策に対して、ここでは3つ紹介します。
1.万願寺第二地区・東町地区の区画整理について
それぞれの区画整理事業の進捗状況について。中央高速道路の日野バスと多摩都市モノレールの連携について。当該地域の多摩川堤防整備と水害対策について。市民の森ふれあいホールの底地について。桑ハウスの問題について質問しました。
万願寺第二地区は平成26年度末現在で48.8%、完了年度は平成35年度末だが適宜延伸する必要がある。東町地区は平成26年度末現在で50.2%、完了年度は平成36年度末だが適宜延伸する必要があると考えている。
高速バス利用者の駐輪は敷地内に駐輪している。モノレールと高速バスの連携は関係団体と検討会を実施し、モノレール全駅構内に日野バス停の利便性をうたったポスターと時刻表・乗換経路図を掲示している。
区画整理地内の立日橋から中央線鉄橋までを平成26年度に国交省と協力して整備を行なった。今後、基盤整備を進めることにより堤防を改良してゆく。日野橋南詰の浸水想定2m以上の地域は、区画整理と国のスーパー堤防により低地部は解消されている。立日橋南詰の浸水想定1m未満の地域は、造成工事により解消する予定である。
ふれあいホールの底地が区画整理の保留地である問題は、5年間で市へ売却する計画である。
桑ハウスはPFI活用事業の検討も行なったが事業は困難と判断、耐震性の問題もあり、今後の活用を市民や市民団体と検討する。
地権者の立場からは早く終えて欲しいのが本音です。適宜延伸などと言わず前向きな姿勢でお願いします。
モノレールと高速バスとの連携を、区画整理にあわせて工夫をし、利用・活用すべきです。
堤防整備は国交省の情報をつかんで段取りよく行なうべきです。もともと東町地区の区画整理の原点は、狭隘道路の解消と雨水対策です、区画整理をやって、ゲリラ豪雨等で水が溜まるのでは困ります。
保留地の上に市の施設が建っているのはいかがかと思います。借地料を払うなど適正に対応して頂きたいと思います。
桑ハウスは有効活用するのか解体して他の活用方法を考えるのか、新国立競技場と同様に早期の政治決断が必要です。
2.日野橋の架け替えについて
架設からすでに90年が経過し、耐久性等が心配されている日野橋の架け替えについて質問しました。
日野バイパスの開通に伴い、日野橋は国から東京都へ移管されている。平成26年度には、東京都により現況測量調査、架け替え計画検討を実施し、平成27年度には橋梁概略設計を行なっている。日野市では関係省庁と東京都に対し早期実現に向けて要請行動を行なっている。
日野橋は市民に愛される歴史ある橋です。市民の意見を取入れ、斬新的な観光の名所となる橋として頂きたいと思います。
3.北川原公園整備、市道C―2号線の整備について
クリーンセンターへのごみ搬入路にあたる、北川原公園や市道C―2号線の整備状況について質問しました。
新可燃ごみ処理施設建設後は、より住環境に影響の少ない多摩川堤からの搬入ルートとする予定である。新しい搬入路となる多摩川沿いの道路(市道C―2号線)は平成27年1月から工事を始めており、今年度中に950mの整備を完了する予定であり、石田大橋から北川原公園経由のルートも公園整備にあわせ整備する。
私は搬入ルートの整備に関しては、周辺整備費を使うべきではないと思います。市民全体の公益に関する道路整備ですから一般会計で対処すべきです。これからの地元要望にしっかり応えるために周辺整備費を使って頂きたいと思います。
街路灯のLED化ついて、また災害時に停電しても照明が確保できる街路灯の整備等、町田市の事例を踏まえ質問しました。
街路灯総数11,994基の内LEDは349基である。LEDは省電力・長寿命であり、平成26年度から新設・修繕等で約100基を導入した。今後、環境省が支援する民間業者によるリース方式の導入を検討している。
民間企業と共同で開発した町田市の事案を参考に、市内産業の活性化にもつなげてゆきたい。
LED化についてはこれまでも実現に向け提言を行ってまいりましたが、実現すれば色々なことにも波及して行くと思います。良く検討して頂き、一気に実現できるよう知恵を絞って頂きたいと思います。