• リンクサイト
    日野市のホームページへ
    自民党東京都連のホームページへ
    日野市商工会のホームページへ
    日野市観光協会のホームページへ
    日野法人会のホームページへ
    日野青年会議所のホームページへ
  • 平成27年6月9日、6月議会(第2回定例会)にて西野議員が一般質問をいたしました。
    この記事は、西野議員が行った一般質問の内容を基本に、友の会が議員の意見を取材をし、その趣旨をまとめたものです。
     下記のアドレス部分をクリックすると西野議員の質問の様子を録画を紹介するページへジャンプします。

    http://www.hino-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=8528
    日野市の人権施策について

    日野市の人権施策に対して6つの項目を質問しましたが、ここでは2つ紹介します。

    ■質問
    1.人権擁護委員の現状について

    日野市における人権擁護委員の現在の状況と活動について問いました。

    ■日野市答弁

    人権擁護委員は、地域住民の中から人権問題に理解と熱意のある方々が、市議会の同意を経て市長からの推薦に基づき、法務大臣から委嘱を受けた民間の人材である。人権身の上相談員として月に二回、人権擁護に関することや夫婦、親子間等の問題、隣人とのトラブルなどの相談に応じている。平成26年度は39件の相談があった。現在7名が委員であり、内2名が女性である。

    ■西野─提言

    色々なところで女性の登用が求められている今、女性の方が相談しやすい面もあります。現在7名の委員の内、最低でも3名は女性にして頂きたいと提言いたしました。

    ■質問
    2.新しい人権(知る権利・生命倫理・プライバシー権・環境権・犯罪被害者の権利など)
     について

    上記の権利の他にも、渋谷区での同性パートナー条例のような、性的少数者の問題について問いました。

    ■日野市答弁

    日野市では、現在までのところ性的少数者からの要望等はない。相談が寄せられれば東京弁護士会の設置する法律相談窓口などを紹介することと思われる。

    ■西野─提言

    難しい問題ではありますが、法律相談窓口を紹介するなど、自分のところで何かをしようとしない姿勢には問題があると思います。市として将来に向けてこうだよと言うものを検討して頂きたいと思います。

    戦後70年〜日野市における平和事業の現状〜について

    日野市の平和事業に対して5つの項目を質問しましたが、ここでは2つ紹介します。

    ■質問─平和事業における現状と課題について

    日野市における平和事業の現在の状況と活動について問いました。

    ■日野市答弁

    戦没者追悼式を毎年11月に市民会館大ホールにて行ない、遺族への弔意をあらわすとともに、恒久平和を願う気持ちを市の総意を示す場としている。また、戦後70年平和事業については、戦争体験を通し、平和の尊さと命の重みを、戦争を知らない世代や未来の若者へ語り継ぐきっかけとなればと考えている。事業の内容は、巡回平和パネル展示、平和映画の集い、平和ミニコンサート、平和派遣事業、広島への千羽鶴の送付、ミニ平和劇の上演を予定している。また、日野市では昭和57年以降、核兵器廃絶平和宣言塔を市内11カ所に設置している。

    ■西野─提言

    私の伯父も先の大戦で中国で戦死しました。私の父は男で一番下でしたが、跡をとることになりました。1人の家族が戦争で亡くなるということは、家族・親族の人生が大きく変わってしまいます。やはり平和であるのが一番です。今、平和を守るために何をすべきかを、考えることが必要だと思います。戦没者追悼式については、高齢化も進んでいることから多くの市民に呼びかけて、できれば8月15日に忠霊塔前などで行ない、大勢の方に参加していただけるような企画にしてはどうかと思います。

     平和映画の集いや、ミニ平和劇など選定基準が問われると思います。立つ位置によって、考え方によって全く違うものが選ばれてしまいます。いろいろな人の意見を聞いて、良く考えて選考して頂きたいと思います。

     平和派遣事業はなぜ広島・長崎に限定しているのでしょうか、知覧※や沖縄などではいけないのでしょうか。いろいろな選択肢があってよいのではないかと提言させて頂きました。
    ※知覧(ちらん)=知覧特攻平和館 鹿児島県南九州市知覧町郡にあり、陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。

    ■質問─平和教育ついて(教科書他)

    小・中学校における平和教育の現状について問いました。

    ■日野市答弁

    社会科において学習指導要綱で示されている小・中学校社会科の目標に、「国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者としての必要な公民的資質の基礎を養う」という共通の文言があり、一貫して児童・生徒に、より広い視野から、多面的・多角的に平和な国際社会について考えさせる指導が行なわれている。

    ■西野─提言

    これも立つ位置によって大分変わってしまうと感じています。学習指導要領で規定されていますから、それにのっとってやって頂きたいと思いますが、子供達が自分で調べて意見を言うことも大切であり、例えば、広島に行くのと知覧に行くのとでは、大分感想も異なると思います。その様なことも考慮に入れ、平和教育を行なって頂きたいと要望しました。

    クリーンセンター焼却施設建て替えに伴う広域化の現状について

    クリーンセンター焼却施設建て替えに伴う広域化の現状について3つの項目を質問しましたが、ここでは2つ紹介します。

    ■質問─周辺整備について

    クリーンセンター周辺環境整備について問いました。

    ■日野市答弁

    クリーンセンターから半径3kmの範囲で地元の意向を踏まえ、日野市が整備内容を決定するものとしている。周辺整備には、国分寺市・小金井市により上限70億円を負担することとなっている。日野市では、これまで、収集運搬ルートの基本設計と一部道路改修工事を行なっており、残りの部分も改修予定である。

    ■西野─提言

    クリーンセンターへの搬入道路の改修に関しては、周辺整備費を用いるのではなく、市単費で行なうべきです。こういうところに環境整備費を使うのは本来の趣旨に反するのではないかと思います。私も広域化推進議員として、苦渋の決断をして反対運動を終結した新石自治会との約束はしっかり守って頂きたいと思います。

    ■質問─国分寺市・小金井市の理解について

    国分寺市・小金井市の理解について問いました。

    ■日野市答弁

    新石自治会主催の首長会に三市の市長が参加した。新石地区で50年以上ごみ処理が行なわれている事実を市民にしっかり周知し、感謝の念を深めていくよう努力することを約束した。

    ■西野─提言

    ハッキリ言って、国分寺市・小金井市の市民の意識は薄いというのが事実だと思います。日野の焼却処理施設が完成した際は、社会科見学等で来て頂いて、しっかり認識を持って頂くべきだと思います。そうでなければ新石自治会との約束をはたし、30年後にこの2市でごみ処理施設を受け入れられるとは思えません。

    このページの先頭へ戻る