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  • 平成26年3月13日、3月議会(第1回定例会)にて西野議員が一般質問をいたしました。
    この記事は、西野議員が行った一般質問の内容を基本に、友の会が議員の意見を取材をし、その趣旨をまとめたものです。
     下記のアドレス部分をクリックすると西野議員の質問の様子を録画を紹介するページへジャンプします。

    http://www.hino-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=8528
    積雪対応と対策について問う
    ■質問─関係部署の連携について

    南岸低気圧の通過に伴う、2月8日、14日の記録的な大雪の除雪作業への対応を質問しました。

    ■答弁─総務部長
     通常の積雪は道路課直営作業班を中心に行っているが、対応しきれず市内建設業者に依頼した。8日の大雪では3社、14日は5社に依頼した。また除雪は、優先順位をつけて公共性の高い幹線道路から行ったが、14日の大雪では生活道路の細部まで手がまわらなかった。
    ■西野─提言
     業者としの除雪経験から今回の大雪は委託契約業者だけでは対応できないと思います。
    ■質問─災害対策協力会との連携について

    日野市には「日野市災害対策協力会」がありますが、除雪の依頼を行ったのか質問しました。

    ■答弁─総務部長
     日野市災害対策協力会は市内約70の事業者からなり、災害時にし資機材の提供や人的支援を行うボランティア団体だが、今回は支援要請をせず、同協会の土木部会の業者に直接除雪の依頼をした。
    ■西野─提言
     協力会立ち上げ時の一人として、なぜ協力依頼ををしなかったのか疑問です。こういう災害時こそ、専門的技能を持つ人の協力が欠かせません。
    ■質問─除雪の問題点と対策について

    今回の大雪で、様々な課題が見えたと思います。市が認識している問題点と対策を質問しました。

    ■答弁─総務部長
     今回のような大雪は、行政の力のみでは対応しきれず、市民のご協力が不可欠である。特に生活道路は、近隣住民に除雪を行って頂いているが、高齢者や健康状態により除雪がままならない場合もある。
     市内の事業者へ除雪の依頼を行う場合でも、重機を所有しオペレーターを抱える事業者が少ない。市が除雪に使用できるホイルローダーは1台であったが、今回を教訓にし、クリーンセンター場内で使用していたものを一般道でも使用可能にした。
    ■西野─提言
     市職員のなかでも現業職が減少し、除雪の現場経験者も少なくなっています。それにより、職員幹部が大雪へどう対処すべきか、判断が甘くなったと言えます。
     馬場市政時代に経費削減を継続し続け、除雪に対しても消極的になっていたのではないでしょうか。こういう時こそ財政調整基金を使用するなどして迅速に対応すべきと提言しました。
     今回のような大雪の場合、市と市民の自助・公助の連携が欠かせません。異常気象が続く昨今、大雪も災害対策の一つとして捉え、対処についての広報活動も重要です。今回の除雪では、車道へかき出した雪が凍結し道路が寸断されたり、雨水桝への雪の積み上げが円滑な排水を妨げるなどの問題がありました。
    ■質問─市内産業に与えた影響について

    今回の大雪が市内産業に与えた農業・商工業・建設業等への影響と支援策について質問しました。

    ■答弁─まちづくり部長
     市内の農業用施設への被害は、パイプハウスの全・半壊が多く、甚大な被災者は26名、33棟で被害総額は1億円を上廻る見込みである。
     商業関連では物流が滞り、全体的に商品が品薄になった。工業関連では、一部の施設で電気設備に若干の損傷があったことと、流通機能のマヒにより納期の遅れなどが生じた。建設業関連では工期の送れと資材流通の停滞等の影響があった。
     甚大な被害を受けた農業支援に向け農水省でも緊急支援策を打ち出したが、日野市でも自民党・民主市民ネットワーク・公明党の3会派から「雪害対策・緊急支援を求める要望書」を頂き、独自の支援策を実施することとなった。

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