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  • 平成22年4月6日、3月議会(第1回定例会)にて西野議員が質問をいたしました。
    この記事は、西野議員が行った一般質問の内容を基本に、友の会が議員の意見を取材をし、その趣旨をまとめたものです。
    下記のアドレス部分をクリックすると西野議員の質問の一覧ページへジャンプします。

    http://www.hino-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=8528
    補助金事業の検証を!

    税の多くは国へ納められ、自治体には補助金という形をとって還元されます。地方自治に携わる者の一人として「補助金を獲得する」ことの意味とその価値は充分に理解し評価をしています。しかしながら、この補助金事業も「既得権益化」など多くの問題を抱えているのではないかと思います。与党議員としては得てして触れない問題ではありますが、現在の日野市の財政や、独自に成長戦略を携えて乗り越えて行かなければならない経済現状を思うと、あえて今質問すべきと考え、補助金交付と検証について問いました。

    答弁(行政管理チームマネージャー)

    ●既存の補助事業については毎年度ゼロベースから精査し、当初目的の達成有無や事業実績の確認を行い、事業の「効果・効用」を検証します。
    ●新規事業については、行財政改革大綱の「新規事業点検基準」により事前確認を行い、「概ね3年」を補助採択期間と定め、時限的な設定を基本とします。また補助採択期間終了後は事業実施団体が自立して事業を営めるような環境を整備していきます。
    ●今後、補助金の基準についても策定します。

    補助金も税金に変わりありません。故に公平・公正な使用が求められます。「初めに補助金ありき」の事業では問題があります。質問後さらに、補助金事業においては市民評価も行うなど、明確な交付基準、終期の設定、類似補助金の統合、新たな補助金交付システムの検討などの改革を要望致しました。

    ふれあいホールの地域への効果は?

    先般の市議会議員選挙では(仮)市民の森ふれあいホールの建設の是非について取り上げた議員もおられましたが、概ねその主旨は日野市の財政状況を配慮し、税金の使われ方として今、建設を行うべきかどうかが議論されたのではないかと思います。そこであらためて、ふれあいホール建設によって地域にもたらす影響・効果について質問いたしました。

    答弁(生涯学習担当参事)

    ●施設整備面では、ふれあいホール内に集会室や、誰でも気軽に利用できるラウンジ等を配置し、地域住民の方々が散歩途中でも気軽に利用できる便利な施設として、整備を行ってまいります。
    ●ふれあいホールを多くの方が利用できるよう、バス路線の整備についても、関係機関とも協議を進めていきます。

    このように、ふれあいホールは地域の交流の拠点としてだけでなく、バス路線の整備によりこれまでこの近隣地域が抱えていた交通問題も解消する大きな効果をもたらします。

    都市計画道路3・4・8号線部分解放について

    馬場市政下での道路整備における成果は周知の通りですが、整備を進めるにあたり地域住民への周知などの課題もあるかと思います。
    都市計画道路3・4・8号線も現在、東光寺地区においては工事が完了していますが、いつどのように交通解放がなされるのか、また地域住民への周知の方法はどのようになされるのか、そして生活道路への車の流入など地域生活への影響について質問いたしました。

    答弁(まちづくり部長)

    ●4月中旬以降に暫定的に部分解放する方向で、東京都と警察で協議中です。
    ●周知については、広報に掲載するなど、周知方法を協議・調整いたします。
    ●部分解放により、少なからず、車両の流入増が予想されます。
    ●この部分解放に限らず、将来の全面開放を見据え、東京都と連絡を密にし、信号機の設置などの安全対策を協議して行きます。
    ●周辺市道につきましては、本線の全面開通を前提に既存のガードレールの撤去や据え直し等を関係者と協議し、安全対策を講じたいと考えています。

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