平成20年9月議会 一般質問について(質問者 西野正人)
この記事は、西野議員が行った一般質問の内容を基本に、友の会が議員の意見を取材をし、その趣旨をまとめたものです。
平成20年9月議会から日野市議会本会議の録画映像がインターネットでご覧になれます!
ご覧になる場合は下の文字列をクリックしてください。
http://www.hino-city.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=8528
平成19年4月議会において、原油価格上昇により影響を受けている市民生活への対応を問いましたが、再び9月議会にて質問をいたしました。
今や、物価の上昇が深刻な打撃を与え始めており、セーフティネットの充実等、行政の対応が必要な事態を迎えています。そこで、まず社会的弱者と言われる方々への市の対応状況を確認致しました。
Tel 042-586-0611(直通)
市では様々な対応を準備していますが、対応が各課にわたり複雑になりますので、状況に応じて相談に応じることが出来るように「安心生活総合相談窓口、セーフティネットコールセンター」を10月に立ち上げました。
また、物価上昇による買い控え等による市内の商工業者・農業生産者・市民への配慮として、「プレミアム付きカワセミ商品券」の追加発行を提言致しました。市民の皆様にも好評を得ているカワセミ商品券によって緊急経済対策として早期に実現することを願います。
物価の高騰は、市から仕事を請け負う様々な仕事にも深刻な影響を与えています。契約当時から原材料が大幅に値上がりしているからです。建設に必要な鉄筋・鉄骨に置おいては平成19年4月から比べ、それぞれ約76%、約53%も値上がりしています。このままでは、市内の商工業者に深刻な打撃を与え、工事等の品質低下や労働環境の悪化、下請け業者への労賃低下や不払いなどの影響も出かねません。
国交省や都では昭和55年に第二次オイルショック時の対応策として定められた「単品スライド条項(工期内に工事材料の著しい変動時に契約金額の変更を請求出来る制度)」を初めて適用することとなりました。
日野市でも早急に現状に即した対応をすべきであると指摘をし、市の姿勢を確認致しました。
甲州街道日野バイパスが開通し、市民の多くが幹線道路整備の重要性を、利便性・安全性・環境面から実感したのではないでしょうか。今議会では、日野市内の都市計画道路の整備状況に付いて質問し、確認を行いました。平成19年度末の整備率は53%に止まっており、今後いっそうの取り組みが必要です。
そこで、日野市議会自民クラブでは、懸案の日野バイパス延伸部(甲州街道の川辺堀之内から分岐し八王子市場へとつながる区間)の早期実現をめざし八王子市議団と議員連盟を立ち上げ、昨年から継続的に協議を続けております。この日野バイパス延伸部においては分岐点から3.8キロメートルまではすでに国による事業の実施が決定していますが、以西はまだ決定しておりません。私達の議連には小川友一代議士・萩生田光一代議士にもご参加頂き国との連携を密にして、早期事業化実現に向け取り組んでいます。
また、同時に中央高速石川サービスエリア上り側にスマートインターチェンジの設置実現に向け両市間にわたる諸問題について協議を進めています。