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  • 東京都議会第三回定例会が始まりました

    東京都議会第三回定例会が9月18日より始まりました。私にとっては臨時会は経験したものの初めての定例会です。18日は、小池知事の発言(所信)が行われ、29日は各会派代表質問・一般質問が行われ小池都政に対し多くの質問が行われました。10月8日は第三回定例会の最終日で、委員会の議案審査報告がなされ議決されます。
     私が所属している環境・建設委員会は、9月16日に開催され、事前説明と陳情案件審査が行われました。この委員会では、老朽化により葛西臨海水族園を同じ敷地内への移設に対する陳情がありましたが、それぞれ不採択と主旨採択の意見を述べさせて頂きました。この件に対しては、事前に葛西臨海水族園の現状視察を自民党委員会メンバーと視察をさせて頂きました。

    ■日野市に関連する都政の状況をお知らせします

    さて、日野市に関する都政状況を何点か報告させて頂きます。
    1  東京都立大学日野キャンパスが日野棟(仮称)建設が令和3年6月からの予定で建設され完了予定は令和5年3月となっています。これは現在南大沢キャンパス、日野キャンパスに分離している工学分野を集約し、より高度な教育・研究体制を確立し、多摩地域の産学公連携を進めるために行われます。

    2  東京都下水道局水再生センターにおける維持管理費が令和3年度より市町村負担(予定)になります。この件については、処理場における維持費管理費利益余剰金により行われてきましたが、利益余剰金残高の減少に伴い流域下水道事業の安定的な運営を行うために対応するものです。今後、各市町村からの意見を聞き令和3年度第一回定例会において審議(予定)がなされます。日野市においては、「この件により下水道料金の値上げは考えていない」と言うことです。

    3   新型コロナウィルス感染症により日野市立病院が減収となっています。この資金繰りを円滑にするために17億円の新型コロナウィルス感染症に係る公営企業の特別減収対策企業債の措置がなされ、日野市議会においても9月議会において承認されました。しかしながらこの17億円は将来返済しなくてはなりません。財政がひっ迫している状況において厳しい状況が今後も予想されます。

    4  新型コロナウィルス感染症医療体制緊急整備事業補助金の交付が決定されました。これは国の第二次補正予算によるもので、約7億5440万円が交付決定がされ、臨時支援金4千万円と合わせ約8億円となります。9月末ごろの入金を予定しています。この事でコロナ対策における日野市立病院の充実、従事者への支援が行われます。

    ■菅内閣が発足しました

    菅内閣が9月16日に発足しました。国会では解散も噂されておりますが、新型コロナウィルス感染症対策・経済対策などにこれまで以上に積極的に取り組み、国民を守って頂きたいと思います。私も都政の場においてしっかりPCR検査の充実などを含め頑張ってまいります。
     選挙の時に公約として掲げた日野市と都政・都政と国政を結ぶパイプ役として大坪市長、自民党所属市議会議員、小田原衆議院議員と連携を取りながら、政策実現と都政の多くの情報を日野市民に伝え「都政をもっと身近に!」を合い言葉に活動を行います。
     結びに、新型コロナウィルス感染症がまだまだ収まらい状況ですが、皆様におきましては引き続き基本である「手洗い」「うがい」を行うとともに「三密」を避けて頂き感染防止に努めて頂きたくお願い申し上げます。

    東京都議会議員 西野正人

    令和2年10月1日