7月5日の選挙からはや1カ月が経とうとしています。日野都民の皆様には9日間にわたり選挙戦とはいえご迷惑お掛けしました。
7月7日に都庁にて当選証書授与式が行われ都議会議員に就任しました。会派控室の私の机はお亡くなりになりました古賀俊昭議員が使用していた場所の机で当選回数の多い先輩議員と並列していて恐縮していましたが、8月1日より新役員が就任すると言う事で席替えがされると言う事でほっとしていましたが、何と31日の総会にて都議会自民党総務副会長に任命され役員として諸先輩の指導を受けながら活動をする事になりました。
17日から27日まで臨時会が開催されました。初日に今回当選した都議会自民党の4議員がそれぞれ登壇して先輩議員にご挨拶をさせて頂きましたが、緊張していたのか少し噛んでしまいました。
■都議会臨時会にて補正予算を審議
今回の臨時会では、補正予算が審議されましたが、主な財源は国の第2次補正予算による国費によるものです。予算規模は3,132億円で一般会計が3,101億円 病院会計が31億円で賛成多数で可決されました。主な内容は以下のものです。
〇医療従事者等に対し慰労金等の支給
〇国の臨時交付金を活用した都独自の家賃支援
〇都独自の医療機関への経営支援や感染拡大防止に向けた区市町村への支援
この中には保育園等が継続的にサービス提供を行えるための補助(上限50万円)や新型コロナウィルス感染症患者受入医療機関臨時支援金の給付が行われますが、現時点で日野市立病院への補助金は未定であり多くの支給金を望むところです。
■新型コロナウィルス感染症対策条例が専決処分にて改正
新型コロナウィルス感染者は7月31日には463人と増加をしています。日野市としても早急の対応をもっと行うべきであり、選挙戦にて皆様にお約束した日野市独自のPCR検査の拡充はじめ多くの施策展開を今回の都の補正予算を活用して市も取り組み、市民生活を守らなければなりません。
その様な中において東京都新型コロナウィルス感染症対策条例が専決処分にて改正されました。内容としては、以下のように事業者による感染拡大防止のための努力義務を定めたものです。
①事業者による感染拡大防止のためのガイドラインの遵守
②標章の掲示
③都民による標章掲示施設等の利用
④感染症情報通知サービス等の活用
先月の27日に臨時会が終了してすぐという専決処分と言う事で臨時会において審議できなかったのか疑問に思うところもあります。
都と市を結ぶパイプ役として、また都と国を結ぶパイプ役として頑張って参ります。ひきつづき手洗い、うがい、三密を避け新型コロナ感染に気を付けて生活をするようにお願い申し上げます。
東京都議会議員 西野正人
令和2年8月1日