新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな災禍を受けました。これまで多くの患者を治療し、命を守るために懸命に闘ってこられた全ての医療従事者の皆様に心から感謝申し上げます。まずはこのウイルスによって命を失うことを防ぐことが第一です。6月17日時点での感染者は1万7,257名であり、残念ながら亡くなられた方は939名です。この内、退院・療養終了されている方は1万5,850名、入院・療養中の方は845名であります。地道にクラスターを追いかけ、感染経路を封じ込み、医療崩壊を食い止め、世界から見ても感染者数を小さく抑えることができたのは、防疫を行ってきた方々、医療従事者そして、感染防止に努めてきた日本国民ひとり一人の努力であったと思います。これぞ「ジャパン・モデル」として世界に誇るべきものではないでしょうか。
緊急事態宣言は解除されましたが、外出の自粛、人との接触を避けることにより経済は大きな痛手を受けました。ハッキリ言って、最も経済的被害を受けたのは東京です。東京の経済を復興させ、事業を維持し、雇用を守らなければ、都民の命を守れません。
■コロナ対策をスピードアップ!
今回のコロナウイルスによる災禍はリーマンショック以上であり、データ不足で正確な比較は出来ませんが世界恐慌に匹敵すると警鐘を鳴らす方々もおられます。この非常時に政府と日銀はこれまでに無い金融政策を行い、対処しようとしています。これらの施策は基本的には評価できるものですが、残念ながらスピード感が足りません。(コロナ対策まとめはこちら)
最も被害を受けている「東京の声」をしっかり受け止め、東京都そして国へと声を届け、具体的な施策とするのが政治の使命だと考えます。
■都民の命と生活を守る
■雇用と事業主に支援策を
■高齢者や障害者の生活を守る
■子供達と子育て世代への支援策を
■災害に強いまちと災害避難対策を
■住み良い安全なまちの整備