平成31年第1回定例会(3月議会)が終了しました。
今議会では、大坪市長の所信表明そして所信に対する代表者質問が行われました。また、平成31年度一般会計予算が特別委員会にて3日間審議され、議会最終日に各会派が賛否の意見を述べ挙手採決の結果、賛成多数で平成31年度一般会計予算が可決成立しました。
■一般会計予算案688億円が可決成立
一般会計の当初予算額は688億円で、平成30年度当初予算より37億5千万円5.8パーセントの増となりました。
歳入は市税が約6億円の増(法人市民税は微減・個人市民税は増)、地方交付金は8億円を見込み1億3千万円の増、繰入金は約41億3千万円(財政調整基金ほか)で約6億3千万円の増となっています。
歳出においては昨年度と比べて多くなったもは以下の通りです。
総務費が約78億3千万円で約12億円の増(庁舎免震工事など)
民生費が約32億3千万円で約12億円の増(生活保護費など)
衛生費が約83億5千万円で約7億2千万円の増(プラスチック分別施設建設など)
教育費が約74億3千万円で約6億9千万円の増(トイレ改修・浅川グランド人工芝改修)
平成30年度各特別会計予算では挙手による採決もありましたが全ての予算が可決成立されました。
その他重要議案としては、日野市まちづくりマスタープラン・日野市商業振興条例が可決成立しました。
■100条委員会設置の動議は大差で否決!
また議会最終日におきましては、市立病院臨時職員の地方公務員法及び地方自治法違反の雇用調査に関する動議が審議されました。内容としましては地方自治法第100条第1項の規定により、市立病院臨時職員の地方公務員法違反及び地方自治法違反の雇用に関する調査いわゆる100条委員会の設置の動議ですが、自民党日野・公明党・共産党・無会派(5人)の反対21対賛成2(議長は採決に加わらず)の大差で否決されました。
今月も小・中学校の入学式をはじめ多くの公務が予定されていますが精一杯頑張ります。
皆様に於かれましても体調にご留意されお元気にお過ごしください。
日野市議会議員 西野正人
平成31年4月1日