7月に発生しました西日本豪雨は、7月25日現在で219人が亡くなり、行方不明者は12人、211箇所の避難所で4,173人の方が避難所生活を送っておられ、各地に甚大な被害をもたらしました。お亡くなりになりました方々のご冥福をお祈りするとともに、猛暑の中ではありますが行方不明の方の捜索を進めて頂きたいと思います。日野市議会では、7月19日(木)午後4時から5時まで日野駅・豊田駅・高幡不動駅の3駅で募金活動を行いました。募金金額は154,140円でした。募金のご協力を頂きました皆様に御礼と感謝を申し上げます。また、議員互助会から一人5,000円、計120,000円を併せて合計274,140円を全国市議会議長会に振り込み、議長会から各被災地自治体に贈られます。
■市内小中学校体育館にエアコン導入を急ごう!
さて、日野市内におきましては多摩川、浅川という国交省管理の河川をはじめ東京都管理河川、日野市の管理している用水路などがあります。私は以前より多摩川、浅川の不適格堤防の問題を取り上げてきました。多摩川、浅川におきましては近年大分改修が進んだようですが、堤防高、幅、のり面崩壊の恐れがあるところはまだまだ多くあります。万が一今回のような豪雨が発生したならばどうなるのか不安です。今後とも日野市をはじめ国・東京都に改修を進めるように要請して行きたいと思います。
また、大阪北部地震の被害に基づき市立小中学校のブロック塀の点検を行いましたが、問題のあるブロック塀においては今後修繕・工事が順次始まります。そして通学路の民間のブロック塀についても今後市が調査を始めます。
そして、この二つの災害において新たな問題が提起されたように思います。それは避難所の問題です。避難所は市内小中学校の体育館などが使用されますが、近年続く夏の酷暑においてエアコンが無い体育館で十分な体調が保てるのか疑問です。1学期の修了式においても暑い中子供たちの事を考えると体育館のエアコン導入は行わなければいけません。国においては教室へのエアコン設置を進めるとの事ですが、日野市においてはすでに設置済みですので、体育館への設置においては国・都の補助金制度創設活動も必要と思います。たとえ補助金が無くても進めなくてはなりません。近いうちに市長部局・教育委員会に要望書を提出する予定です。
■日野市議会都市農業振興議員連盟で研修会を開催
日野市議会都市農業振興議員連盟が7月27日(金)に農業委員会の皆様と研修会を行いました。今回は東京南農業協同組合日野支店において、農業委員会委員の小林和男さんが現在の日野市内の農業の現状について、JA東京みなみ常務理事の志村孝光さんからみなみの恵の開店以来の状況などについて説明を受け、その後ブルーベリー農場に移動し視察を行うとともにブルーベリー摘みを行い、午後5時から意見交換会を行いました。今後も日野市の農業を全議員協力して守り育てて行きたく市民の皆様もご理解ご協力お願いします。
■日野市新火葬場建設に動き!
新火葬場建設においては以前より私の公約として市民の皆様にお示ししていましたが、ここで市から「新市営火葬場基本構想策定業務報告書」の提示がありました。建設地は程久保5丁目地内の市街化調整区域です。今後、地権者の方々の同意が必要ですが、是非関係者の皆様のご協力と市民の皆様のご理解をお願いします。
暑い日々が続きますが体調に十分ご留意なされお過ごし頂きたいと思います。
日野市議会議員 西野正人
平成30年8月1日