平成29年 第3回定例会(9月議会)は、9月1日より27日まで開会されます。今議会においては、平成28年度一般会計決算・各特別会計決算が特別委員会にて審議されます。各特別委員会の委員の構成は、現在の議員数が22人で議長・議員監査委員を除く各10人が2特別委員会において皆様からお預かりした税金を予算化して、予算どおり無駄なく有意義に執行されたか厳しく審議して、議会最終日に各会派の代表者による賛否の意見が行われます。人事案件につきましては、任期満了による1名の教育委員の任命が委員会付託なしの即決で行われます。また、一般会計の補正も審議されます。
意見書も4件提出されています。その中でも平成30年度から国民健康保険制度が変わり東京都が財政運営責任主体になることに伴い、都が示す標準保険税率に見合った税率に段階的に改定をして行く計画において、生活困窮者等に極度な負担とならないように激変緩和措置等を求める内容です。
この意見書は、2件提出されていて、1件は新政会が提出者になり賛成者に市民クラブ、公明党、もう1件は共産党からです。意見書提出は議員全員の賛成が無ければ提出できません。是非、方向性が一緒なので政治的利害を超えて、調整して頂き提出に向けて努力して頂きたいと議長として新政会・市民クラブ・公明党・共産党に申し入れをさせて頂きました。
■第5次日野市行財政改革大綱実施計画を発表!
さて、日野市において財政難は言う事もなく市民の皆様もご存知の通りです。そのような中、市民要望は増大しなかなか皆様のご要望に添えません。このほど日野市は、第5次日野市行財政改革大綱実施計画を発表しました。主な取り組み項目は、
●歳入(自主財源)確保(都市計画税の税率見直し0.25パーセントから0.27パーセント年間約2億円の税収見込み)
●利用者負担の見直し(プラスチック類処理手数料有料化)
●特別会計の健全化(国民健康保険特別会計の健全化)
●行政サービスのあり方見直しと民間活力の導入(市立幼稚園の民間子育て施設等への転換推進・市立保育園運営のあり方見直し「市立保育園の民営化」)
●公共施設等のストックマネジメント(適正配置による維持管理コストの削減)等です。
今後、議会等において活発な議論がなされる事と思います。
諸課題山積の厳しい状況下において持続可能な財政運営をいかに行って行くのか大切な事です。市民の皆様のご理解とご協力なくしては出来ませんので宜しくお願いします。
市民の為にまたこれから生まれてくる「ひのっ子」の為にも『創ろう未来!Hino City』を合言葉に今後も頑張りますので、西野正人の政治活動にご理解とご協力をお願いします。
日野市議会議長 西野正人
平成29年9月1日