■一般会計予算 民生費いよいよ市税収入を上回る!
第29代日野市議会議長に選出され、この3月議会で1年が経ちました。この間、無事に議長職を務めることができましたのも、各会派の議員をはじめ市民の皆様のご理解の賜物と心より感謝申し上げます。議長就任時の挨拶で述べた「18万2千人の市民の為の市議会である事を認識し、更正・公平をモットーに中立な立場で議会運営を進めたい」との初心を忘れず残された任期をまっとうしたいと思います。
さて、今議会では平成29年度予算が審議・可決されました。予算の総額は612億6千万円で昨年度から0・4%の減額となりました。歳入では景気の緩やかな回復を受け。個人市民税は増収となりますが、法人市民税等の減収から、市税全体では1・6%の減収となります。そして歳出では福祉関連予算である民生費が303億4543万円となり、いよいよ300億円を超え市税収入を上回りました。
■日野市長選挙が4月9日告示、16日投票日の日程で行われます
かつて日野5社といわれた世界に誇る優良企業の牽引によって支えられてきた好財政時代はすでに過去のものとなり、大手企業の市外への流出が続くなど、これからの市政運営は容易ではありません。4月にはこれからの市政の舵取り役である市長を選出する市長選挙が予定されておりますが、日野市にとって重要な選挙となります。市政の現状をかんがみると、市長には市民要望として高い社会保障関連の分野に強く、市政運営全体を見ることができるバランス感覚が不可欠と言わざるをえません。多くの方々に関心をお持ち頂き、是非、選挙に参加して頂きたいと願っています。
■大坪冬彦市長が二期目への挑戦を決意!
馬場市政の後継として4年前に誕生した大坪市政も、間もなく任期を終えようとしています。この間、多くの成果を上げた大坪市政ですが、まだ道なかばでもあります。これからの日野市政の課題に対して政策をまとめ二期目の挑戦に決意を固めています。詳しい政策については、「おおつぼ冬彦公式ホームページ」をご参照下さい。
日野市議会議長 西野正人
平成29年4月1日