１１月に５４年ぶりに東京に初雪が降りましたが、ほとんどの人がスタッドレスタイヤに履き替えていない時期であり、交通機関にも影響が及ぶのではないかと心配しましたが、幸いにも生活に影響が出るほどの積雪ではなく胸をなでおろした次第です。これも地球温暖化の影響でしょうか？
　さて、１２月議会は昨日の１１月３０日（水曜日）に開会され、１２月１６日（金曜日）まで開会されます。今議会における議案は、市長提出議案２９件、報告が１件です。開会日の即決議案（委員会付託されないもの）では、「日野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定」・「日野市一般職の任期付き職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定」が可決されました。これは、簡単に言うと人事院勧告による職員の給与増額であり、減額される事もありますが仕方ないとは言えまだまだ景気回復の実感のない市民が多い中において心情的には複雑な思いです。また、人権擁護委員２名も即決にて承認されました。

一般会計補正予算においては、各常任委員会に付託されましたが、主な議案を紹介します。
●（仮称）栄光多摩平の森保育園建設費補助金２億６，１３９万円
●至誠第二保育園建設費補助金１億８，２６６万９千円
●（仮称）たまだいら１・２ＳｍｉｌｅＨｏｕｓｅ内装工事費補助金２千１９万９千円
●生活保護費２億１５万３千円の増額
●日野第七小学校・日野第八小学校トイレ改修工事１億９，４２８万９千円
●新井地区センター入り口スロープ設置工事３，１１１千円
などが審議されます。一般質問は、２１名の議員が行います。

さて、今議会の注目は岩手県紫波町との姉妹都市提携ではないでしょうか？紫波町は豊田駅にてドアが閉まる際に流れるメロディー「たきび」を作詞した巽聖歌さんの生まれた町で、旭が丘地域において晩年を過ごし、毎年開催される『たきびまつり』が縁で市民レベルの交流が始まり行政レベルまで発展したものであり、１１月に開催されました産業まつりにも町長・議長・教育長と多くの紫波町の皆さんが参加されました。日野市は新選組というイメージが大きいと思いますが、違った形での都市間交流もこれからは大切と思います。
　何かと忙しい月ですが皆様に於かれましたは、インフルエンザなどにかからないように十分気を付けてお過ごしください。

日野市議会議長　西野正人

平成28年12月1日