平成２７年第４回定例会（１２月議会）は１１月３０日（月）より１２月１６日（水）まで開会されます。早いもので本年も１２月になり、あますところ一カ月となりました。本年は、国会におきましては安保法制の制定に向けて色々な議論が行われました。日野市議会の中においても賛成、反対の議員が信念に基づき色々な活動を行いました。私たち自由民主党日野市議団としては、安全保障関連法案の早期成立を求める意見書を政府に提出するために活動をさせて頂きました。その結果、公明党・民主市民クラブの協力を得て意見書を提出する事が出来ました。
　そのような中において、今議会から議員提出議案による意見書において、意見書提出におけるあり方などを代表者会議の中で議論されました。結果といたしまして、意見書においては、全会一致でなければ、意見書提出はできないと言う事になりました。今まで多く見受けられたのは、意見書をパフォーマンスに使う「私たちは提出したが反対したのは○○で結果ダメでしたと」言ったことを議会報告などで利用し、表題を市民受けの題として、市民がなぜこの意見書に反対するのかと思わせる事が行われて来ました。審議内容を知っていれば当然反対されても仕方がないものが多くあります。このような事は本来議員のモラルとしていかがなものかと思います。また、会派内で意見が分かれた案件について議会報には掲載されません。私たち自民党日野市議団においてはこの方法が有利になるわけでなく、むしろマイナスとなりますが、議会運営において時にはある程度の妥協も必要です。すべてが思い通りには行きません。
　ともあれ、今回の件につきまして、議員の全会一致にて決まった事であり、個人的に多少の問題もあると思いますが、その都度より良い運営を目指して議論しながら進めたいと思います。

さて、今回の一般会計補正予算においては、幹線市道Ⅰ―２０号線築造経費として道路用地購入費約１億７００万円移転補償金約６億９１００万円が計上されました。この道路は栄町のスーパー前の道路で、一般質問におきまして何度も取り上げさせて頂いた案件で、ようやく形にする事が出来そうです。また、その先の仮称　富士見橋建設に向けても優先案件となりました。今後、万が一災害が発生しても立川市にある防災センターまで行けるこの路線の実現に向けて、立川市の自民党議員と連携を取り地元の皆様のご意見を賜りながら行動したいと思います。
　また、日野市国民健康保険条例の一部を改正する条令の制定についても上程され激しい議論が交わされると思います。

請願においては、日野市議会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願が審議されます。議場での国旗掲揚は全国で５１４市（８１１市中、平成２４年調査）東京都２６市中１０市が掲揚しています。この件は、議会改革特別委員会に置いて議論されてきましたが、掲揚に向けて大きな一歩となる事と思います。
　一般質問は、１２月２日（水）１０時より行います。件名については、「日野市における記念日・祝日の取り組みについて」です。お時間がありましたらインターネットで配信されますのでご覧頂ければと思います。

日野市議会議員　西野正人

平成27年12月1日