本年も早いもので、第３回日野市議会定例会（９月議会）が１日より２９日まで開会されました。今議会では、平成２６年度一般会計決算・特別会計決算が審査されました。今回、私は特別会計決算特別委員会にて審査を久々にさせて頂きました。
　さて、平成２６年度の一般会計決算の歳入は約６０３億円　歳出は約５８４億円　歳入差引額約１８億８千万円となりました。この歳入差引額は色々な課題のある施策に使うべきではないかと言う意見もありますが、借金の返済や、万が一の時の為に財政調整基金等に積立をしました。
　平成２６年度に行われた主な事業を列挙します。
●「広報ひの」の紙面の刷新
　（A４判全面カラーの雑誌型に切り替えるとともに全戸配布の実施）
●日野市発達・教育支援センター（エール）を４月に開設
●レセプトデータの活用によるデータヘルスの推進
●スポーツ推進計画の策定
●防災マップ・洪水ハザードマップの改定：地域ポイント事業
　（イオン株式会社との相互協力・連携）等
上記の事業以外にも多くの事業が展開されましたが、当会派では「昨年の事業内容への市民評価などが、予算に反映されるのが再来年度予算になってしまうため出来れば来年度予算に反映できるように速やかにすべき」と代表意見の中で申し上げさせて頂きました。

さて、私の一般質問は、９月８日に行いました。内容は、
１、多摩川流域におけるまちづくりについて　
２、市内街路灯のLED化についての２問質問しました。

１におきましては、①万願寺第２・東町地区の区画整理について②日野橋の架け替えについて③多摩川河川敷の利用について④３・４・１７号線整備と（仮称）富士見橋建設について⑤クリーンセンター周辺整備について　２、におきましてはLED化の利点や導入についての考え、また、街路灯照明の防災上の必要性について質問をさせて頂きました。詳細は日野市のホームページにてご覧頂ければと思います。

戦後７０年をむかえ、安倍首相が７０年談話を発表し、国会では平和安全法も可決されました。色々なご意見もあると思いますが、今議会において「不戦の決議」が全会一致にて採択されました。抜粋しますと「日野市議会は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念に基づき、『不戦の誓い』を堅持し、戦争を許さない、持続可能な平和な国際社会の実現に向けて、すべての人々と共に歩んでいく決意を表明する。」と言うものです。
　大変過ごしやすい季節となりましたが、市民の皆様に於かれましてはご健康にご留意されご活躍を祈念いたします。

日野市議会議員　西野正人

平成27年10月1日