11月28日より12月16日の19日間平成26年度第4回定例会(12月議会)が開催されます。28日は大坪市長からの行政報告が行われ24議案が上程されました。一般会計補正予算(第6号)では、今回衆議院が解散されましたので市長が専決処分を行なった旨が即決にて承認されました。一般会計補正予算(第7号)では、各常任委員会に付託されましたが、歳入において大手企業の業績向上により約9億円の市税収入が計上されまた。3月議会におきましても増収が見込まれるところです。現在、総選挙に向けアベノミクスの成否について各党が論戦を繰り広げていますが、すでに市財政においてもその成果が現れつつあります。しかし、増収により財政力指数が改善され地方交付税の不交付団体になる可能性もあり複雑な心境です。
■ごみ広域化関連議案がまちづくり委員会にて審議予定
私は現在環境まちまちづくり委員会に所属していますが、当委員会には以下の議案が審議されます。
○議案第73号日野市市民農園条例の一部を改正する条例制定について
○議案第82号市道路線の認定について
○議案第83号浅川清流環境組合規約について
○議案第87号日野市市民会館の指定管理者の指定について
市民農園の条例改正は使用料の改正です。現在年額2,400円の使用料を6,000円に改めるものです。他市と比較しても格安の使用料であり賛成の方向ですが、将来的には廃止し、違った形での施策展開を図るべきと考えます。活発な議論が行われると思うのは議案第83号浅川清流組合規約についてです。この規約はごみ焼却施設建て替えに伴う広域化に伴う一部組合設立に伴う規約です。私は市議会選挙の公約として将来の日野市の為にまた財政状況を考え広域化を推進する立場を鮮明にしてきましたので内容をしっかり精査させて頂き問題がなければ賛成させて頂きます。しかし、建設予定の近隣自治会の新石自治会がまだ了解が得られていないなどまだまだ説明努力も必要と思います。そして広域化にて連携する2市、国分寺市、小金井市の市民意識に関しては今後も注視が必要かと思っています。私と青年会議所でともに活動をしてきた2市の皆さんは、「本当にご迷惑をお掛けします、宜しくお願いします」と、会う都度にお願いされますが、他の市民意識が本当に日野市民にお世話になるという気持ちがあるのか私自身、疑問が残っていまので調査をして委員会に臨みたいと思います。
■12月14日、総選挙投開票!
さて、冒頭に触れましたが、衆議院が解散し2日公示14日投票の日程で衆議院選挙が行われます。この選挙はアベノミクス選挙と位置づけ安倍内閣の経済施策また、消費税増税の先送りまた増税への賛否、集団的自衛権、原子力発電再稼働、子育て施策、地方創生などを争点として舌戦が繰り広げられます。選挙期間中は皆様に大変ご迷惑をお掛けしますがご理解の程お願い申し上げます。今回の議会は選挙中と言う事で自由民主党日野市議団代表として支持候補者を全力にて支たいと考え、一般質問は行いませんが、会派所属の私以外の議員は行いますので、是非傍聴なされるかインターネットでご覧頂ければ幸いです。
日野市議会議員 西野正人
平成26年12月1日