小・中学校は夏休みとなり、子供たちは盆踊りや夏祭りに参加し、笑顔がはじけています。しかし、夏休みは気が緩み思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性が増大します。子供たちを犯罪から守るのは大人の責務であり社会の責任ではないでしょうか。日野市におきましてもこども見守り隊等子供たちを守る施策が展開されていますが、大事な事は自分の身は自分で守ると言う事を子供たちに認識させて〈夜は一人で出歩かない〉また〈危険な繁華街には行かない〉と言った「知的護身術」を実行する事だと思います。

さて、私は青少年健全育成において薬物乱用防止に取り組んでいます。薬物乱用は低年齢化していることは皆様ご存知かと思いますが、６月議会においては、過去にも質問しましたが①小中学校での取り組みについて②保護者への協力依頼について③薬物乱用防止キャンペーンの取り組みについて質問をしました（一般質問次ページ参照）。また、脱法ハーブについても意見を言わせて頂きましが、まさかその後、脱法ハーブ吸引による悲惨な事件が続々と起こるとは想像もしませんでした。何にも関係もない人が事故に巻き込まれ死に至ると言ったことは許すわけには行きません。そして、まさかのまさか元県会議員が脱法ハーブ吸引により事件を起こし逮捕されると言う事も起きています。脱法ハーブと言えば聞こえはいいですが実は脱法ドラッグとも言えるのではないでしょうか。その様な状況で、国は「危険ドラッグ」と呼び名を改めました。これだけでは充分とは言えません。今後、早急に総括的な法整備が望まれます。

地球温暖化のせいかどうかは分かりませんが、各地にて集中豪雨・ゲリラ豪雨が発生しています。大型台風の襲来もあるかと思います。十分な備えと対応をお願いします。ここでも〈自分の身は自分で守る〉と言う事を念頭において頂きたいと思います。

日野市議会議員　西野正人

平成26年8月1日