大坪冬彦氏が4月27日より新市長に就任され30日には多くの市民、市役所職員、後援会関係者に迎えられ登庁されました。大坪市長におかれましては、日野市の抱える山積する諸課題に積極的に取り組み、日野市民のために全身全霊で職務を全うするように期待を申し上げます。また、任期満了にて退任をなされました馬場弘融前市長におかれましては、在任の16年間市政に多大な功績を残し多くの市民、後援会関係者に見送られ惜しまれながら市役所を後にしました。私は馬場前市長が市議会議員の時代から支援をさせて頂き公私に渡りお世話になり心より感謝を申し上げます。見送りをさせて頂いた際に硬い握手をさせて頂きましたが、馬場前市長からの言葉は「おお! 西野 頼むな!」でした。この言葉は私にとってこれからの議員活動において大変重いものであり責任を感じた次第です。
まだまだ厳しい日野市の財政運営
さて、3月議会におきましては、平成25年度一般会計予算の審議がなされました。私は一般会計予算特別委員会委員として審議をさせて頂き質問をさせて頂きました(内容4ページ)。改選期と言うことで骨格予算としながらも市民生活に影響が出ないように継続して行わなければならない事業にはしっかり予算付けをしたものになっていますが、今後の財政運営は大変難しい状況であると言えます。義務的経費(人件費、公債費、扶助費)が税収を上回ると共に財政調整基金も底を突きつつあります。また、一般会計からの特別会計への繰り出し金も大きな問題であります。そして今後、市庁舎の耐震不足による補強経費、クリーンセンター焼却炉建替え経費など巨額のお金が掛かる事業があり、将来市民の負担となることは間違いありません。この他にも多くの課題がありどのように財政運営を行っていくのか新市長と共に考えて行きたいと思います。
来月開会される6月議会においては、市役所職員のやる気を引き出すための職員研修、人事評価、給与体系についての取り組み等について一般質問をさせて頂きたいと思います。インターネットでの配信もされていますので、是非ご覧頂ければと思います。
6月には東京都議会議員選挙、7月には参議院議員選挙!
選挙におきましては6月に都議会議員選挙(古賀俊昭都議会議員立候補予定)、7月に参議院選挙(東京選挙区において丸川珠代参議院議員、武見敬三参議院議員立候補予定)が行われますが、全力にて取り組む所存です。日野市長選挙におきましては、投票率が低く色々危惧しています。是非とも棄権しないで投票に行きましょう。“日本の未来のために!”
日野市議会議員 西野正人
平成25年5月1日