平成25年第1回定例会が2月29日より3月29日まで開会されました。
　今議会は馬場弘融市長にとっての最後の定例議会であり、議会最終日には多くの支援者の方が議場に足をお運びになり傍聴をなされ、馬場市長の人望と人柄が感じられました。
　3月議会と言う事で平成25年度の予算も審議され賛成多数で可決されました。主な内容等については次のとおりです。
　平成25年度一般会計予算は、歳入・歳出共に538億1千万円で前年度より20億3千万円増です。歳入においては、市税が全体で前年度より約28億6千万円（2.8％）の増、地方交付税が9億4千万円の減であり、その理由として市民税が増収となるために減少しています。また、財政調整基金からの繰入金が約13億5千万円の増で予算編成後の財政調整基金は19億8千万となってしまいこのままでは2～3年後には財政調整基金が0になってしまう可能性があり、万が一大規模災害が起きた時には手当てが出来ない可能性もあります。また、市債においては臨時財政対策債を限度額一杯の17億1千万円としました。このお金は数年後に返済しなくてはならず、交付税においてこの臨時財政対策債の返済をすることとなり、財政の硬直化が問題となって来るのではないかと危惧するところです。この事は私自身一般会計予算特別委員会の総括質疑において馬場市長質問すると共に財政非常事態宣言を再度行うべきとの提言をしました。
　歳出においては、事業の継続性を重視したものであり主な主要事業として豊田南地区1号公園内集会施設整備、保育園の建替え・機能移転に伴う定員の拡大、（仮称）発達支援センターの建設・開設準備、私立幼稚園入園金補助の拡充、認知症高齢者グループホームの設置、東京多摩国体開催、建築物等の耐震化の促進、区画整理事業の促進等が挙げられます。
　今回の一般質問におきましては、①感染症とアレルギー対策について②馬場市政16年間の評価と今後の市政への提言についてお聞きしました。詳しくは日野市役所ホームページの市議会一般質問にてご覧頂ければと思います

さて、日野市長選挙と市議会議員補欠選挙（欠員2）が今月７日告示、14日投票即日開票にて行われます。市長選挙におきましては、自民党、公明党、民主党、連合、社民党等が推薦をする大坪ふゆひこさんが立候補を予定していますが、同時に行われる市議会議員選挙におきましては、自民党が推薦する鈴木洋子さんが立候補を予定しています。知名度がまだまだ不足していますが、当選に向けて全力で私も支援させて頂きたいと思います。
　最後に卒業式が小中学校にて行われましたが、私は中学校は第3中学校、小学校は仲田小学校に来賓として出席させて頂きました。中学校は本来第1中学校が一番近いのですが、私は昨年、市議会議員が出席しない学校があってはいけないと議長に申し入れを行いました関係により議長より第3中学校の卒業式に出席してほしいと依頼がありお伺いさせて頂きました。卒業式は、ぬくもりの感じられる生徒さんへの思いやりがあふれるすばらしいもので、今までにない卒業式の感動を与えて頂きました。この事は校長先生を初めとする先生方、PTAの皆さん、近隣住民の皆さんのご尽力があっての事だと思います。今後もより魅力のある学校を目指して頑張って頂きたいと思うと同時にお願いを申し上げます。

日野市議会議員　西野正人

平成25年4月1日