８月は高校球児にとっては甲子園の季節です。甲子園は高校球児の憧れであり目標です。さて、この夏の全国高校野球大会にて西東京代表の日大三高が優勝しました。これまでの日々の猛練習が結びついた結果でしょう。日大三高のエース吉永さんは日野出身で地元の野球チームにも所属していました。140キロを超える速球と切れのある変化球で活躍し、今後の更なる活躍が期待されます。
　8月22日には、都庁において自由民主党三多摩議員連絡協議会にて平成24年度の東京都への予算要望書を行いました。今年度の東京都への予算要望では、１　財政基盤の確立について、２　都市基盤整備の推進について、３　福祉・医療対策の充実と教育・文化・スポーツの振興について、４　環境保全都市づくりの推進について、５　商工・農林業振興（地場産業）対策の推進について、６　高度情報化に対応したまちづくりの推進について、など６項目について要望を行いました。
　また8月24日には、憲政記念館で開催された第二回八ッ場ダム建設推進全体会議に、自由民主党日野総支部総務部会長として出席しました。八ッ場ダム建設推進全体会議では、自民党の谷垣総裁をはじめ公明党からは加藤修一参議員、みんなの党からは上野ひろし参議員、そして埼玉県知事、群馬県知事、長野原町長、東吾妻町長等、多くの建設推進を目指す方々が出席されました。八ッ場ダムは、治水・利水・発電と、今後なくてはならないダムであります。民主党政権によるマニュフェストでは建設中止とされ、その後中止を撤回し、現在、検証作業が行われており、今秋には結論を出すとの事です。50数年前に建設が決定してから、建設予定地となった地元の皆さんの気苦労は計り知れません。そして、経済的にも様々なところで支障が出ているのも事実です。今回の大会では、早期建設へ向けて大会決議を採択し政府に提出されます。「コンクリートから人へ」をキャッチフレーズに総選挙にて大勝した民主党ですが、今回の東日本大震災においてもコンクリート（防波堤）が津波の被害を減少し、人命が守られた事例もあります。真に必要なものは造らなければなりません。

８月12日・13日には、自身５回目となるボランティア活動を、岩手県大槌町にてさせて頂きました。今回の活動の主な内容は、めざましテレビでも（8月19日放映）放映されましたが、吉里吉里小学校で開催された「キリキリマルシェ」の設営と菜の花プロジェクトにおける整地等でした。大槌町の現状は瓦礫の撤去も終わり異臭も無くなり、ようやく片付いたと言う感じでしたが、仮設住宅に入った方々におかれましては、震災前の生活に戻るには相当の時間が掛かるのではないかと感じました。
　さて、９月議会が１日より27日までの予定で開会されます。今議会においては、平成22年度の一般会計決算・特別会計決算認定、本年度の補正予算、日野市教育委員会委員の任命など多くの議案が審議されます。
　今回、私の一般質問では、①「公共施設白書」について、②「まちづくり」における問題解決と庁内体制について、の２問を予定しています。また、一般質問の模様はインターネットでも配信されますので是非ご覧頂きたいと思います。

日野市議会議員　西野正人

平成23年9月1日