平成２３年第二回定例会が５月３０日より６月１７日まで開会されます。今議会においては、一般会計予算・特別会計予算の補正、また教育委員の任命（１名）に関することなどが審議されます。
　一般質問は、２２名の議員が行いますが、３月１１日に発生しました東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）に関連して、日野市の震災対策や福島第一原発事故による放射能汚染関連の質問が多く行われる予定です。私は今回、６月１日に１０時から一番目の質問者として行います。内容におきましては、１.「都市計画道路３・４・８号線沿線地域のまちづくりに」ついて、２.「日野市の地震関連対策～東日本大震災から～」について質問いたします。
　初めの質問では、①東町地区・万願寺第二地区における区画整理について、②（仮称）市民の森ふれあいホール開設に向けての取り組み、③この地域の市内循環バスの運行に向けて等の質問を、次に岩手県大槌町でのボランティア活動を通して感じたことを中心に、大震災後の日野市の財政等に与える影響などを質問します。
　さて、東日本大震災後におきましては駅頭での議会報告を控えさせて頂きましたが、６月から今まで通り活動を再開させて頂きたいと思います。３月議会は大震災の影響で思うような議会がなされなかった分６月議会は精一杯頑張りたいと思います。
　また、前回発行の活動報告にて岩手県大槌町での復興支援ボランティアの活動内容をお知らせをしましたが、その後５月の１日、２日また５月の２１日に岩手県の大槌町にボランティアとして仲間とお伺いし、活動をして参りました。今後も機会があればお手伝いをしたいと思っております。
　最後に現在、議会をより良くし市民の皆さんにより理解がされるようにと、議会改革特別委員会が設置され議論が交わされています。大変よいことだと思いますので、市民に有益な改革がなされるよう期待しております。さて、５月２７日に3月議会の内容を掲載した「ひの市議会だより」が新聞折込等で配布されました。この内容について一言申し上げます。馬場市長の所信に対する質問を各会派が行いましたが、この記述が記載されていませんでした。所信に対する質問は市長の考えや市の施策展開についてお聞きする大変重要な機会です。その事が記載されていないのは理解できません。今回、私は馬場与党の一員ではありますが、馬場市長に「おかしい所はしっかりと質問する」という姿勢で大変厳しい質問をしました。しかしながら、市民の皆さんにこうした内容が伝わらないのは誠に残念です。市議会だよりの編集は議会運営委員会にて行われていますが、委員長に意見として申し入れたく考えています。

日野市議会議員　西野正人

平成23年6月1日