平成２３年代１回定例会が３月１日より２８日まで開会されます。今回の議会においては、初めて自民クラブを代表して市長の所信表明等に対する質疑（代表質問）をさせて頂く事となりました。このなかで、１５年目を迎える馬場市政の基本姿勢である「市民参画」「環境にやさしい」「経営感覚」についてお聞きしたいと思っています。今や市民を主体とした行政運営は当たり前となっています。また、環境においても住民の意識は高く、施策を論じるにも環境を抜きには考えられなくなっています。そして、市民からお預かりした税金を無駄なく効率的に使わせて頂くのに、経営感覚を取り入れた行政運営も当然の事となっています。更なる取り組みを行うべき市長の考え、公民協働条例制定に向けての基本的な考えなどを伺えたらと思っています。また、本年の基本テーマであります「自治に親しみ・自治を楽しむ」とは、どういうことか詳しくお聞きしたいと思います。

さて、国会においては一般会計予算が審議されています。国会の状況においては、市政はもちろん市民生活にも大きな影響が出ることも予想されます。子ども手当については１２月議会において、全額国庫負担とする意見書が日野市議会から上げられています。しかし、今回の日野市の一般会計予算案においては、残念ながら歳入において国庫支出金にて予算計上されていません。３０を超える自治体で国に対し異論が出ているのはご存知の通りです。勇気を持って馬場市長にも対処してもらいたかったと思います。

東芝日野工場の撤退、日野自動車生産ラインの移転と日野の将来がどうなるか、また、どうするか正念場を迎えようとしています。３月定例会はこれからの日野市のあり方を考える非常に大切な節目の議会になるのではないかと思います。是非、興味を持ってみて頂きたいと思います。

日野市議会議員　西野正人

平成23年3月1日