東京都議会議員 東京都日野市選出 2020年の記事
都議会議員となって4か月が経ちました
2020年11月1日
11月になり、本来ならば私の趣味の菊作りも菊花展に出品して多くの人に楽しんでいただくところですが、残念ながら本年は新型コロナウィルス感染防止のために高幡不動尊菊まつりをはじめ多くの菊花展が中止になり誠に残念でなりません。その様な状況下ではありますが、私の栽培場では菊が咲き始め、友人が菊を見に来てくれています。
都議会議員として早いもので4カ月が過ぎようとしています。都議会自民党においても先輩議員のご指導にて、色々な事を学ばせて頂いています。また、コロナ禍により多くの団体が色々なイベントを中止または縮小していますが、お声がかかりました団体には積極的に参加させて頂いています。そして、朝の駅頭での都議会報告やご挨拶を再開しましたが、多くの人がお声を掛けてくだり、この場をかりて感謝申し上げます。
奥多摩町の白丸ダムを視察、柏崎刈羽原子力発電所を視察
先月10月20日(火)に奥多摩町にあります白丸ダムを視察させて頂きました。このダムは東京都交通局が所管していて、多摩川第一発電所と多摩川第三発電所そして白丸発電所で年間3万5千所帯の電気が賄われています。また利益も7億円あげているそうです。また、27日には柏崎刈羽原子力発電所を視察させて頂くとともに自民党新潟県連の議員とも意見交換をさせて頂きました。今、原子力発電所にて供給される電気を私たち東京都民は消費させて頂いているということをまずは認識しなくてはなりません。今後再稼働をするまでの地元でのご苦労などを伺い改めて認識を新たにしました。
11月5日に建設・環境委員会が開催されます
さて、11月5日(木)と10日(火)に環境建設委員会が開催されます。この委員会では建設局の事務事業についての質疑と環境局の事務事業についての質疑が行われます。環境建設委員会における質疑は以下を予定しており、日野市内の現在の状況と取り組みを主に行います。
1 調布市で発生した陥没における東京都の対応
2 日野橋の架け替えについて
3 (仮称)富士見四ツ谷橋の架橋について
4 都道の無電柱化について
5 急傾斜地崩壊対策事業について
6 多摩動物園について

 また、環境局については、東京都が行っている以下の内容について質疑する予定です。
1 ゼロエミッションビークル(ZEV)の導入
2 塗料に含まれるアスベスト対策について
3 食品ロスについて
4 一般廃棄物と災害廃棄物について

 質問内容と答弁内容は今後発行予定の活動報告等にて皆様にお伝えしようと考えています。日野市民にもっと身近な都政を目指して活動をして参りますので今後ともご指導の程お願い申し上げご挨拶とさせて頂きます。
東京都議会第三回定例会が始まりました
2020年10月1日
東京都議会第三回定例会が9月18日より始まりました。私にとっては臨時会は経験したものの初めての定例会です。18日は、小池知事の発言(所信)が行われ、29日は各会派代表質問・一般質問が行われ小池都政に対し多くの質問が行われました。10月8日は第三回定例会の最終日で、委員会の議案審査報告がなされ議決されます。
 私が所属している環境・建設委員会は、9月16日に開催され、事前説明と陳情案件審査が行われました。この委員会では、老朽化により葛西臨海水族園を同じ敷地内への移設に対する陳情がありましたが、それぞれ不採択と主旨採択の意見を述べさせて頂きました。この件に対しては、事前に葛西臨海水族園の現状視察を自民党委員会メンバーと視察をさせて頂きました。
日野市に関連する都政の状況をお知らせします
さて、日野市に関する都政状況を何点か報告させて頂きます。
1  東京都立大学日野キャンパスが日野棟(仮称)建設が令和3年6月からの予定で建設され完了予定は令和5年3月となっています。これは現在南大沢キャンパス、日野キャンパスに分離している工学分野を集約し、より高度な教育・研究体制を確立し、多摩地域の産学公連携を進めるために行われます。

2  東京都下水道局水再生センターにおける維持管理費が令和3年度より市町村負担(予定)になります。この件については、処理場における維持費管理費利益余剰金により行われてきましたが、利益余剰金残高の減少に伴い流域下水道事業の安定的な運営を行うために対応するものです。今後、各市町村からの意見を聞き令和3年度第一回定例会において審議(予定)がなされます。日野市においては、「この件により下水道料金の値上げは考えていない」と言うことです。

3   新型コロナウィルス感染症により日野市立病院が減収となっています。この資金繰りを円滑にするために17億円の新型コロナウィルス感染症に係る公営企業の特別減収対策企業債の措置がなされ、日野市議会においても9月議会において承認されました。しかしながらこの17億円は将来返済しなくてはなりません。財政がひっ迫している状況において厳しい状況が今後も予想されます。

4  新型コロナウィルス感染症医療体制緊急整備事業補助金の交付が決定されました。これは国の第二次補正予算によるもので、約7億5440万円が交付決定がされ、臨時支援金4千万円と合わせ約8億円となります。9月末ごろの入金を予定しています。この事でコロナ対策における日野市立病院の充実、従事者への支援が行われます。
菅内閣が発足しました
菅内閣が9月16日に発足しました。国会では解散も噂されておりますが、新型コロナウィルス感染症対策・経済対策などにこれまで以上に積極的に取り組み、国民を守って頂きたいと思います。私も都政の場においてしっかりPCR検査の充実などを含め頑張ってまいります。
 選挙の時に公約として掲げた日野市と都政・都政と国政を結ぶパイプ役として大坪市長、自民党所属市議会議員、小田原衆議院議員と連携を取りながら、政策実現と都政の多くの情報を日野市民に伝え「都政をもっと身近に!」を合い言葉に活動を行います。
 結びに、新型コロナウィルス感染症がまだまだ収まらい状況ですが、皆様におきましては引き続き基本である「手洗い」「うがい」を行うとともに「三密」を避けて頂き感染防止に努めて頂きたくお願い申し上げます。
安倍総理にあらためて敬意と感謝申し上げます!
2020年9月1日
残暑厳しい中、皆様におかれましては熱中症や新型コロナウイルスに気をつけながら日々お暮しのことと思います。
 残念ながら東京都発表の陽性者数は毎日多数にのぼります。23区内の酒類の提供を行う飲食店及びカラオケ店では、朝5時から夜10時までの営業時間短縮の要請が延長され、9月1日から9月15日までとなりました。協力した店舗には感染拡大協力金として一事業者あたり一律15万円が支援されると言うことですが、東京都議会災害対策連絡調整本部会議(第21回)において、「15万円の根拠は?」と都議会自民党幹事長が質問したところ、「1日1万円」との答弁がなされました。では、「8月3日から31日までの感染拡大協力金が20万円なのに整合性がないのでは」と意見を申し上げたということです。都民の皆さんはどのように思いますか?
 また、都議会自民党では、「感染防止徹底ステッカーを掲示している店こそ通常営業が出来るのではないか」という意見もあります。また、「ステッカーの枚数ではなく申請受理件数を発表するべきではないか(1件の同じ店で2枚掲示すれば枚数2の計算)」という意見もあり私もその通りと考えます。
公立病院経営の悪化に対して支援の拡充を都知事に要望
さて、日野市立病院では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対して東京都の要請により入院患者の受け入れを行っていますが、新型コロナウイルス感染症以外の患者の受入れに支障が生じ、大幅な収益の悪化を招いています。その額は4月から6月までの合計すると約7億2,726万円になります。東京都独自の新型コロナウィルス感染症患者受入医療機関臨時支援金は見込みで約4千万円と少なく、しかも補助期間は予算案を公表した令和2年7月9日から令和3年3月31日までと色々な財政支援におきましても4月から6月まではカウントされないようです。
 都議会自民党として公立病院経営の悪化に対して支援の拡充を都知事に要望すると聞いています。私もしっかり受け止め要請させて頂きます。
安倍総理が辞意を表明
安倍総理が持病の潰瘍性大腸炎の再発による体調不良のため、辞意を表明されました。長年にわたり総理として日本の舵取りを行ってこられました。改めて敬意を表するとともに感謝申し上げます。
 今後、どのような方法で自民党総裁が選出されるか8月31日の時点では分かりませんが、出来れば党員投票を含めた選出が私は望ましいと思います。しかし、現在のコロナ禍においては、党員投票を行わない選択も仕方がないと思います。次期総理には新型コロナウィルス感染症対策、経済対策、安全保障問題、憲法改正等多くの課題に積極的に取り組んで頂きたいと思います。
 最後に東京都議会第三回定例会は、9月11日告示、18日に議議案上程、29日に代表質問、30日に一般質問、10月8日に議案が審議され閉会の予定です。
東京都議会にて初登壇!
2020年8月1日
7月5日の選挙からはや1カ月が経とうとしています。日野都民の皆様には9日間にわたり選挙戦とはいえご迷惑お掛けしました。
 7月7日に都庁にて当選証書授与式が行われ都議会議員に就任しました。会派控室の私の机はお亡くなりになりました古賀俊昭議員が使用していた場所の机で当選回数の多い先輩議員と並列していて恐縮していましたが、8月1日より新役員が就任すると言う事で席替えがされると言う事でほっとしていましたが、何と31日の総会にて都議会自民党総務副会長に任命され役員として諸先輩の指導を受けながら活動をする事になりました。
 17日から27日まで臨時会が開催されました。初日に今回当選した都議会自民党の4議員がそれぞれ登壇して先輩議員にご挨拶をさせて頂きましたが、緊張していたのか少し噛んでしまいました。
都議会臨時会にて補正予算を審議
今回の臨時会では、補正予算が審議されましたが、主な財源は国の第2次補正予算による国費によるものです。予算規模は3,132億円で一般会計が3,101億円 病院会計が31億円で賛成多数で可決されました。主な内容は以下のものです。
〇医療従事者等に対し慰労金等の支給
〇国の臨時交付金を活用した都独自の家賃支援
〇都独自の医療機関への経営支援や感染拡大防止に向けた区市町村への支援
 この中には保育園等が継続的にサービス提供を行えるための補助(上限50万円)や新型コロナウィルス感染症患者受入医療機関臨時支援金の給付が行われますが、現時点で日野市立病院への補助金は未定であり多くの支給金を望むところです。
新型コロナウイルス感染症対策条例が専決処分にて改正
新型コロナウィルス感染者は7月31日には463人と増加をしています。日野市としても早急の対応をもっと行うべきであり、選挙戦にて皆様にお約束した日野市独自のPCR検査の拡充はじめ多くの施策展開を今回の都の補正予算を活用して市も取り組み、市民生活を守らなければなりません。
 その様な中において東京都新型コロナウィルス感染症対策条例が専決処分にて改正されました。内容としては、以下のように事業者による感染拡大防止のための努力義務を定めたものです。
1 事業者による感染拡大防止のためのガイドラインの遵守
2 標章の掲示
3 都民による標章掲示施設等の利用
4 感染症情報通知サービス等の活用
 先月の27日に臨時会が終了してすぐという専決処分と言う事で臨時会において審議できなかったのか疑問に思うところもあります。
 都と市を結ぶパイプ役として、また都と国を結ぶパイプ役として頑張って参ります。ひきつづき手洗い、うがい、三密を避け新型コロナ感染に気を付けて生活をするようにお願い申し上げます。